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現在地

滑空する日々

新卒ですぐにフリーランスになった僕の戦略を紹介する

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新卒ですぐにフリーランスになる

というキーワードが最近巷で流行っているような気がします。

実際に新卒後すぐにフリーランスになった僕の事例をここで紹介。

 

まずは歴史を紐解く(大げさ)

時は2011年。リーマンショックのあおりを受けに受け、いわゆる就職超氷河期と言われる世代のど真ん中に大学を卒業した。

学生時代に就職活動をしたのはたったの2社。なんでこんなに就活をしなかったのかというとやりたい仕事がない!というひどくモラトリアムな理由からだった。

受けたたった2社だって大学から受けてみなさいと言われて受けただけで志望する業界でも、会社でもない(そもそも志望する業界も会社もなかった)。

3月に大学を卒業後、すぐに無職となった僕は学生専用アパートも追い出され、数か月は友人の家々を転々とする生活。友人宅に泊まれなかった日に、ネットカフェで眠れる日はまだマシだが、どんどん目減りする資金が底を着いたときにいよいよ極寒の札幌の屋外で一晩夜を明かしたこともあった。日中は毎日パチンコ屋にいましたね。暖かいし、トイレは綺麗だし、お茶も飲めたし。

立派な住所不定無職の誕生である。

そんな生活状況だったため、母親から一回帰ってこいと言われた。

「こんな生活いつまでも続けられないし、帰るか」

と実家に一度戻ることにした。

幸いにして大学生協で購入したレッツノート(PC、4年物)を持っていたので、何か始めてみることにした。

とりあえず税務署で開業届を出してみた

何をするか全く決まっていなかったけれど、いつかはちゃんとした会社で働きたい考えていた。その手段としてのフリーランスを選択。

ほんと就職決まらずに悩みまくってる人には申し訳ないけれど…

考えてみたらなんの実績もないクソガキを雇いたい企業なんてないんだよね。

特に既卒っていうのは、何の知識もないのに、何の経験もないのに歳を食ってるようなもんだ!と今も、当時も僕も考えていた。

税務署の無愛想なおばちゃんに書き方を聞いて、その場で書いて、届を出す。

開業は10分とかからずに終わった。まじ一瞬。

そのまま銀行へ行き屋号名での口座を開設。

順調にフリーランスっぽさだけ増していくが、この時点で仕事のあても何もないのだ。

開業届を出す時に、業種というか主な仕事を記載する欄がある。

そこに僕が書いたのは「広告デザイン」

なんの意図もない。ただ響きがカッコよさそうだから。ただそれだけの理由で僕はデザインという仕事を始めた。

ちなみにこの時点でデザイン経験はゼロ。illustratorとPhotoshopが少し使えるだけの無職だ。

無理するコミュ障-思いのほか仕事は早く得られた

実績を紹介したいのはヤマヤマなんだけれど、なかなか契約上出せないものが多いので割愛。

異業種交流会に自作の名刺を持って参戦!ただの無職がホームレス時代の話を楽しく語った。

その話が面白かったからなのかどうなのか

「異業種交流会に参加したとき用の名刺作ってみてよ」

というありがたい人が現れた。

相場も何もわかっていないので、確か2000円くらいで受けた仕事だったと思う。

安すぎだろ…。

 

この名刺制作の仕事をきっかけに、ポスター、看板、ロゴ、映像制作など様々な仕事を数珠繋がりで色々な方からいただけるようになり、生活は一気に安定した。

特に映像制作は原価がほとんどかからなかったので、身体さえ酷使すれば美味しい仕事だったなぁ…。

その繋がりでデザイン事務所や印刷会社の外注先としていろいろ仕事をいただき、そこで、あるイラストレーターに出会ったことでようやくデザインの基礎や知識を吸収しまくった。

専門学校とかにも通っていなかった僕にとってはとてもありがたい知識だった。

1~2年ほどそういう生活を続けた後、正社員として働ける!と自信を持って言えるほど力がついたと自分で感じ、生まれて初めてのちゃんとした就活を開始したのだった。

印刷会社~編集出版社へと渡り歩く-そしてまとめへ

就活しよう!と思った時にちょうど募集していた印刷会社に正社員として勤め始めた。

正社員

なんと素晴らしい響きなのだろう…。

ということで、僕はフリーランスとして力をつけることで、正社員として就職するという戦略を取った。

何の武器もないF欄学生時代にはまともに就職できなかったと思う。

だからこそ、フリーランスとして人脈を構築し、色々な知識やスキルを得ながら仕事をこなすことで、社会に必要とされる(かどうかはわからんけれど)力をつけることができた。

必ずしもお勧めする戦略ではないけれど、一例としてこういう人がいてもいいんじゃないかなぁと思っている。

どの口が言うのかという感じだが、

正社員になりたくないからフリーランス

という選択肢はお勧めしない。

やっぱり会社勤めで得られる知識というのは、これはこれで貴重なもので。

フリーランスだけではなかなか得られない経験ができている。

50人単位でのプロジェクトとかフリーランスだとすぐには難しいしね。

やっぱり王道は正社員⇒フリーランスだろう。

社会を理解したうえでフリーランスになった方が、絶対にいい。

 

今回はこれまでの生い立ち的な感じ!